『SPY×FAMILY』66話(10巻掲載)ネタバレあり。私が調べたのと分かる範囲であれこれ考えてみる

どうも、なっとうです★

 

こちら ↓

nattousan.hatenablog.jp

 

前回と同じ轍を踏まぬようにしたら

把握が追い付きました。

 

 

さて、今回は

 

SPY×FAMILY 66話

 

  • 最新話(~66話)
  • コミック(~9巻)
  • ファンブック

 

のネタバレ含みます。

 

やっぱり語らずにはいられない!

 

と言う訳で

 

ネタバレダメな方はここまでにして下さい

 

 

 

 

ネタバレOKな方はこの後も読んで行って下さいませ。

 

 

ではどうぞ!

 

 

 

さて、前回(65話)はこちら ↓

nattousan.hatenablog.jp

 

メリンダさん(ダミアン母)登場で

 

えぇぇ!

 

ってなっていました。

 

今回の流れをざっくり言うと

  1. 他のママ友さんや、メリンダさんとのやり取り
  2. フォージャー家
  3. ヨルさんの本職『殺し屋』の組織のトップの人とのやり取り
  4. イーデン校での子ども達の姿

 

ジャンプ+は、紙面ではなく、Webの媒体を使うので

1話辺りのページ数は自由に設定出来るのだそうです。

 

今回は、なんと、33ページ!!

 

おぉ!盛りだくさん!

 

 

1.他のママ友さんや、メリンダさんとのやり取り

 

ヨルさんは、殺し屋の組織『ガーデン』で働いていて

初登場時(2話)で、

売国糞野郎殿」と言っていたので

”『ガーデン』の価値観を持ってしているもの”と思っていたのです。

 

そもそも『ガーデン』がどこの勢力なのか、

私の中では長らく謎に思っていましたが

これについては、後で述べたいと思います。

 

今回の様子を見ると

ダミアン、つまり、

『娘が殴った同級生の保護者』

との認識しか持っていませんでした。

 

メリンダさんが実は、「元ファーストレディ」だと言われても

ファーストレディが何かも分かっていない様子でした。

 

ヨルさんは、誠心誠意

謝罪の言葉を述べていましたね。

 

「自分の責任である」とも。

 

それに対してメリンダさんは

 

「気にしないで

全然いいの

主人も子ども同士のケンカだろって

流してたみたいだし」

 

あ、これで、夫婦間でのやり取りは

あったっぽい事が分かりますね。

 

更に

「そのことは どうでもいい」とも

 

え??

 

他のママ友さんは、デズモンド家に対して

放任主義

「手が掛からなくて羨ましい」

 

などと言っており

 

更に、メリンダさんは

アーニャの事を

「面白生徒」と呼び

その母親であるヨルさんにも興味が湧いて

 

滅多に人を誘わない

閉鎖的な愛国婦人会に呼んだと

 

会がお開きになり

送って貰う車内で

 

メリンダさんとヨルさんのやり取りで

 

ダミアンの事について

メリンダさんから話を振っている

 

子どもの様子を

子どもと対面して直接とか

子どもから直接連絡を受けてとか

そういうのでなくて

 

執事経由で

子どもの様子を聞いているそうで

 

あぁ

 

学校生活を楽しんでいるようで

アーニャとも仲良くしていると

 

ヨルさんは

アーニャからよく、

ダミアンの話が話題に上る事も

伝えているのだけれども

 

それに対して

「そう、良かったわ

これからもお願いね」

 

と、小さい声で言って

汗をかきながら震えているのか

何とも言えぬ表情をされていて

 

この表情は

  • ネガティブにも
  • ポジティブにも

 

どっちに転んでも違和感無いなぁ

 

凄い絶妙な表情やなぁ

 

ポジティブに捉えたら

ほんまは子どもに関心があって

関わりたいと思うのだけれど

外部から圧力があるなど、

何等かの事情があって距離を取らざるを得ない状況なのでは?

 

という意見や

 

ネガティブに捉えたら

子どもに関心が無いなど、

当人の意思に基づいた事情や背景があり、

距離を取りに行っている

 

どっちにも取れるし、

他に何等かの背景が考えられそうにも思います。

 

『スパイファミリー』は、特に傾向が顕著なのですが

 

表面で出している言葉だけで

全ての事を掴み切れない

 

嘘や隠し事してますし

特に、アーニャがその場にいないと

内々で何を考えているのか、謎な事も多いです。

 

裏で戦略的な事を考えるとか

現実世界にもよくある事ですし

 

私も、考え過ぎて疲れ果ててしまう事も多いです。

 

とはいえ、そこを敢えて

表面的に交わされた言葉等から考えると

 

メリンダさんは、

外向性が高くて人と関わるとか、繋がりを持つ事が

本来は嫌いではないように思います。

 

ですが、

国のリーダーをしていた人を旦那に持つので

 

その関係でどうしても

 

周りの人からの

「あの、デズモンドさんですから」と

忖度や媚び諂いに嫌気がさしていた。

その裏にある相手の戦略や思惑も絡むでしょうからね。

 

その一方で

人との繋がりがごく一部に限られる状況に対して

寂しさも感じていたかも知れません。

 

 

そんな事を認識しているのなら、

「元国のリーダーの親族を殴る」なんて事は

普通はしないものである

 

そこをやって来たと言うのは

偉い人に媚び諂うような人じゃなくて

対等に接してくれるかも知れない

 

そう思って、アーニャの事を

「面白生徒」と呼んだのかな?なんて

 

とはいえ、

ヨルさんにと言うよりは

殴られたダミアンに対して

「どうでもいい」と

言ってしまうのは

 

これは、ポジティブに捉えたら

「そう言わざるを得なかった」事情があるのか

それとも本当に関心が無いのか

その辺りは図りかねますが、

ここは様子見かな?

と、思います。

 

で、私がサクサクと原作を追いかける切っ掛けになった

「入学式不参加の理由」

 

これも結局分からず仕舞いですが

 

これも、あの、車内で見せた

「微妙過ぎる表情」に隠されていそうな気がします。

 

 

そして、此度、

お母さんが登場されたので

 

長男は名前と、特待生である事は言及されてますが

  • どんな顔なのか(母親似やったらイケメンそうな気がします)
  • どんな人なのか
  • 家族間の関係性は
  • 弟が殴られた事について、どんな反応を示すのか

という辺りが気になりますねぇ!!

 

 

2.フォージャー家

ヨルさんが「メリンダさんが、元首相の妻」であると

帰宅後に、ロイドとのやり取りで初めて認識します。

 

この国のリーダーは

『首相』と呼ぶのですね!

 

そして、

ロイド所属の西のスパイ組織『WISE(ワイズ)』でも

メリンダさんの事について調べているそうで

 

排他的でコミュニティ領域が狭い

家族間の関係が酷い

 

酷い!?

 

でもヨルさんの話を聞いて、

実際はそこまで酷くない可能性もあるかも?

という分析をロイドがしています。

 

ヨルさんが気にしていた

「普通」については

 

そもそも仲良くする相手が

子育てに関しては手本にしにくいので

 

「無理して普通なんて覚えなくても

家庭なんてそれぞれですから」と

 

そこはロイドさん、ナイス判断!

 

ですが、

 

「何等かのコミュニティに入って

同性間の繋がりがあると、

ストレスの軽減に繋がったり

そこでなら話せる事も出て来るかも知れませんから

コミュニティに入るのは賛成」

 

と、ロイドがヨルさんに伝えます。

 

 

アーニャとダミアン(子ども同士)のプランBに対して

ヨルさんとメリンダさん(母親同士)の

 

『プランC ママ友作戦』 決行!

 

もしかしたら寧ろこっちの方が近道の可能性もあるかも?

 

と、ロイドが内々で分析

 

それを、心が読めるアーニャが

 

プランCがうまくいったら

自分はのけ者にされるかも知れへん!

 

と焦り

 

これは、母親 VS 子ども

 

なかよしだいせんそう が勃発しました!

 

アーニャは、自分の居場所を死守する為

 

ダミアンと更に仲良くなる方法を考えます。

 

方や、ヨルさんは

自分の本職の職場へ向かいます

 

 

3.ヨルさんの本職『殺し屋』の組織のトップの人とのやり取り

ヨルさん所属『ガーデン』の店長(組織のトップ)

 

「総裁婦人と懇意にする事は特に問題無い」

 

との事です。

 

ドノバンは、前政権

国家統一党』の総裁として

つまり、

東西で戦争(物理的攻撃)があった頃に

首相をしていた。

(これについては、ファンブックで言及あり)

 

この、

ドノバン側の勢力を『保守』と

呼んでいます。

 

”保守がどちらになるのか”、については

「国や時代で変わるから、個々に見る必要がある」と

前回記事 ↓ で言及していました。

 

nattousan.hatenablog.jp

 

『ガーデン』は、

「保守なのか左翼なのか、どっち転んでもあり得そう」

と私の中で思っていて

だからこそ謎やったんですが

 

今回のやり取りで

『ガーデン』は、『東の保守勢力』であると

分かりました。

 

店長は更に

「たとえ保守勢力であろうと

何かあればその時は…

なのであまりオススメはしませんが」

 

とも言っていて

 

まぁねぇ、現実世界でもありますが

『保守』とか『左翼』とかって

一口にいっても

その中は一枚岩ではないのですよね。

 

前回記事でも

 

「『保守』と『右翼』は仲が悪い」と

言及しましたが

同じ『保守』

その中でも色んな派閥や勢力があります。

左翼側も同様です。

 

自分達が掲げる価値観と

譲れない、相容れない所が出て来たら

争う事も辞さないでしょうからね。

 

だからきっと、そういう意味で

言っていたんやと思います。

 

ロイドが、ドノバンを

「いい人。統一党(トーイツトー)にも興味がある」と

言及していたと、報告しています。

 

店長さん

「ほう」

 

いやいや、メリンダさんと並んで

店長さんも意味深やねん!

 

 

4.イーデン校での子ども達の姿

 

さて、場面が変わりまして…

 

さっきの

『プランC』発動時に

 

アーニャが、

「自分の居場所を失う可能性があるかも?」

 

と過ったのは

 

不憫に思いました。

 

今の家に来るまでに、

研究所や孤児院などで冷遇されて

居場所を転々として来ました。

 

だから、今の居場所は、愛されている環境にあるが

不安定な居場所である事も分かっているのですよね。

 

でも、もしかして

 

「プランCあるんやったら、

プランBいらんやん」て振って

 

ダミアンとの関係を持つ事を止めてしまわないか?

 

これがちょっと不安ではあったので

 

「ますます仲を良くしよう」となったのは一安心ではあります。

 

自分で悶々と考えても出ないので、

アーニャの親友であるベッキーに相談を持ち掛ける

 

アーニャがダミアンに対して

恋愛感情を持っている訳ではないのに

そうだと勘違いをされて

 

「パンをくわえながら

曲がり角曲がってぶつかったら

その相手と結ばれる」

 

という定番ネタを仕込む事に

 

ここで登場するのは

 

食パン…ではなくて

 

ヤキソバ、パンでもなくて

 

ヤキソバ、バーガー…ですって??

 

 

これってさあ、後にアニメになる時に

コラボカフェとかで出そうな気がします。

 

そろそろ来そう、という時に

 

「なかよしくらっしゅ!!」かまし

 

ぶつかるの意味はき違えてる感満載やろwww

 

それに対して、ぶつかるのかと思いきや

 

サッと、エレガントに躱してるやん!

 

ダミアンも座学だけじゃなくて

そっち方面も学んでる!!

 

見切ってるやん

 

めっちゃくそおもろいわwww

 

まぁ、

「よっぽどアーニャの事を見ている」

とも、取れなくもないが…

 

それに対してアーニャがキレた勢いで

 

パン、じゃなくてバーガーが

 

ダミアンの頭に乗っかり

 

それに対してアーニャが

 

「たべもの だめにしちゃって ごめんなさい」

 

うん、確かに

食べ物が勿体無いから、そこは謝るけれども

その他にもう一つ謝れるかな??

 

ダミアンがブチ切れて殴りそうになるのを

側にいたユーインとエミールが

「雷(トニト)なりますから」て止めに入ってるっていう

 

カオスwwwな状況で

 

おしまい!

 

最後に

ヨルとメリンダの親密度 +10

アーニャとダミアンの親密度 -100

 

が出て来るんですけどね

 

これってさぁ、子ども達の方は

この数値は当てにしてません。

 

ダミアンがアーニャに惚れてますからねぇ

正確な数値?は割り出せませんがね。

 

5.最後に

今回は、

  • ストーリーの根幹に関わる部分に言及
  • ロイヨル
  • ダミアニャ

と、盛りだくさんの内容で

 

遠藤さん、お疲れ様です。

 

本当にいつもありがとうございます。

 

そもそも、遠藤さんは

連載前にメンタルの調子を崩し

メンタルが回復傾向が見られている状況で

リハビリがてら始めたのが

SPY×FAMILY』の連載と聞いています。

(ファンブックで言及あり)

 

ほんまに、人気が出過ぎて

多忙を極めていらっしゃるだろうと思うので

体調だけがいつも気掛かりに思っています。

 

でも、最近のジャンプ編集さんは

以前よりは作家さんに無理をさせずに

休ませよう、という傾向が見られてきているので

それは良いのでもっとして下さったらと思っています。

 

今回はここまでです。

 

長々とお付き合い頂き、

ありがとうございました

 

またね★

 

この記事の続きはこちら ↓

nattousan.hatenablog.jp